前期に続き、今期も金沢美術工芸大学の博物館情報・メディア論集中講義に招いて頂き、「インクルーシブなミュージアムを構想するワークショップ」をファシリテートしました。World IA Day Fukuoka 2020のワークショップの再演です。ただし、今回は対面授業でしたので、本来のカード・デッキを使ったワークショップを実施できました。

学生の方々から興味深いアイデアがいくつも披露され、とても充実した時間になりました。成果発表されたものから、いくつかを紹介します。

発表内容の写真「美術館と連携したアプリ」:マイページやコミュニティ、SNSとの連携、わかりやすい解説や読み上げ機能(QRコードから)、ミニゲームやコレクション機能、美術館同士で連携 発表内容の写真「あなたの視点まるわかり!〜全部暴いちゃうぞッ♡〜 発表内容の写真:第二展示室では第一展示室で撮った全ての写真を共有する。共有した写真は第二展示室の巨大液晶でリアルタイムでアップする 発表内容の写真「時間がない日本人の生活にアートを」:美術メシ、移動中アートのスピードラーニング(ポッドキャスト)。付箋に書かれた言葉:衣食住、美術の中の英単語、職場、移動中、ルイヴィトン、村上隆、エピソード・色との関連、英語・英単語、Youtube大学、ポッドキャスト、交通機関・スマホ、ユニクロ、消費 発表内容の写真「Family Day〜安心してこれる〜」:子供がいることが大丈夫な人だけ。ツアー(授業参観風?)。休憩できる所など。メリット〜親が美術に関心を持つ→子どもへの教育に活かされる、理解のある親⭐︎

今回のためにカード・デッキをGoogleスライドでデザインし直して、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス表示4.0国際(CC-BY)のもとで公開しました。活用して頂ければ幸いです。

World IA Day Fukuoka 2020 でワークショップを実施しました 来るべきユーザーのためのインクルーシブな美術館構想 @WIAD_Fukuoka