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「浪江町住民のタブレット活用を考えるハッカソン」閉幕後の集合写真 © Code for Namie

浪江町住民のタブレット活用を考えるハッカソン」のメンターとして、デザイン面のお手伝いをしました。 とくに「ユーザー理解」「サービス企画」「プロトタイピング」などの考え方や進め方に関するアドバイスをさせて頂きました。私がふだん顧問業でやっているようなサービス内容です。

今回のハッカソンは、

  • 事前に何度ものアイデアソン(アイデア発想ワークショップ)を繰り返して迎えたハッカソン
  • 今回のハッカソンの参加者は、必ずしもアイデアソンに参加しているわけではない

というものでした。

私自身はワークショップデザインにタッチしていませんので、詳しいことは分かりませんが、企画運営に際して多くの議論を経てこの形になったようです。

今回のハッカソンの結果を私なりに見ると、

  • 作るべきものを決める段階で苦労したチームは、設計や実装に移る前に時間切れとなってしまった
  • 作るべきものが早期に固まったチームは、二日目のプレゼンで完成度の高いプロトタイプを披露した

という結果だと理解しています。

満足の行く成果の出せなかったチームのメンバーも、「すべてが自分たちの責任である」と考える必要はないので、気を落とさないで欲しいです。

こういう課題解決型ハッカソンの難しさを目の当たりにした思いです。私も勉強になりました。